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個人事業主・フリーランスの方必見!賃貸審査落ちた際の対処法
カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報  / 投稿日付:2024/09/02 13:31

個人事業主・フリーランスの方必見!フリーランスなりたてでも賃貸審査を突破できる方法&落ちた時の対処法5選


(この記事は、約4分で読めます)


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目次
1. フリーランスなりたてでも賃貸物件は借りられるのか

2.入居審査に通るコツ
 2.1 家賃を月収の5分の1以内に設定する
 2.2 審査の緩い物件を選ぶ 
 2.3 前職の源泉徴収を用意しておく
 2.4 業務委託契約書を用意しておく
 2.5 収入のある連帯保証人を付ける
 2.6 十分な預貯金があれば預貯金審査を受ける

 
3. 申込時・契約時に用意するもの

4. 申込書記入のコツ

5. 賃貸審査に落ちた際の対処法
 5.1 審査のゆるい保証会社に変更して再審査をしてもらう
 5.2 別部屋に切替えて申込む
 5.3 収入のある親族に代理契約をしてもらう
 5.4 条件を低くして別部屋に妥協して入居する
 5.5 大家さんと直接契約できる物件に絞って探す

6.まとめ





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1. フリーランスなりたてでも賃貸物件は借りられるのか



フリーランスなりでも賃貸物件は借りれるのか、結論、借りることはできます
ですが、フリーランスなりたての方は入居審査が通りづらい、つまり賃貸物件を借りづらい傾向にあります。


ではなぜフリーランスなりたての方は賃貸審査が通りづらいのか。
これには大きく3つの理由があります。

前年度の収入証明書がないから
 フリーランスの方は入居審査時ほぼ確実に確定申告書の提出を求められます。
これは収入を証明するために提出が必須ですが、
今年独立したばかりでフリーランスになってまだ1年も経っていないような方の場合は
前年度はそもそもフリーランスではないため確定申告書はありません。
そうなると必然的に提出不可能なため審査に不利になるということです。

また確定申告書は出せるがまだフリーランス歴が浅いため、収入が低い。
こういった場合も審査には不利です。
なぜなら、収入自体が低いとその収入証明を提出したところで
家賃の支払い能力を示すエビデンスになり得ず、保証会社の信用は得られないからです。

保証会社の審査では家賃の支払い能力をチェックしているため、
収入証明が出せない、収入が低いというのは大きなネックになってしまいます。

②収入が安定していないから

 前述したようにフリーランスの方は審査時に確定申告書の提出を求められますが、
実はこの確定申告書は1期分ではなく2期分提出必須な場合が多いです。

例えば、2024年8月に物件を借りようとした場合、2022年と2023年の確定申告書が必要になります。

通常審査に通りやすいとされる収入の目安は「家賃の36倍以上の年収」です。
この年収は確定申告書の収入欄の合計額のことを指します。
この年収が家賃の36倍を大きく下回っている場合はそもそも審査の土台に載っておらず審査通過は非常に難しいと考えられます。

以下、家賃に対する収入の目安一覧です。

【家賃の対する収入の目安一覧】

年収目安月収目安
家賃5.0万円
180万円以上
15万円以上
家賃5.5万円192万円以上16万円以上
家賃6.0万円216万円以上18万円以上
家賃6.5万円228万円以上19万円以上
家賃7.0万円252万円以上21万円以上
家賃7.5万円
264万円以上22万円以上
家賃8.0万円288万円以上24万円以上
家賃8.5万円300万円以上25万円以上
家賃9.0万円
324万円以上 27万円以上
家賃9.5万円336万円以上28万円以上
家賃10.0万円360万円以上 30万円以上
家賃10.5万円372万円以上 31万円以上
家賃11.0万円396万円以上33万円以上
家賃11.5万円420万円以上35万円以上
家賃12.0万円432万円以上36万円以上
家賃12.5万円456万円以上38万円以上

※上記はあくまで一般的な審査基準です。保証会社各社でさらに属性毎のルールが異なる場合があります。

社会信用度が低いから
 会社員とは違ってフリーランスは収入が保証されていません。
もしケガや病気にかかってしまった場合、労働所得は一気に下がる、
もしくは最悪の場合、無くなります。

審査をする保証会社や大家さんとしては
収入が不安定な方は家賃の支払いを滞納する恐れがあるため好まない傾向にあるということです。

フリーランスなりたての方は
まだ実績を証明できるものもなく社会信用度が低い、
そして収入も不安定であるため賃貸審査は難しいと言えます。


2.入居審査に通るコツ


✔家賃を月収の5分の1以内に設定する
 通常、審査に通りやすいとされる収入の目安は「家賃の36倍以上の年収」、つまり月収の3分の1と前述しましたが、フリーランスなりたての方は社会信用度が低く通常の会社員と比べ、審査基準が高くなるため
あえて一般的な審査通過目安よりさらに落とした「月収の5分の1(20%)」以内におさめることをオススメします。

家賃設定を下げることで収入が不安定であっても、審査通過率は上がります。

✔審査の緩い物件を選ぶ
 一般的に物件を探すときはSUUMOやHOME’S等の物件サイトで条件を絞って探す方が多いですが、
このような通常の探し方ではなく審査が緩い保証会社を使用してくれる物件を逆引きして探すことをオススメします。
審査がゆるい保証会社のみに絞って探すことはネットではできません。
なぜなら物件の情報欄にどこの保証会社を利用するかは記載されていないことがほとんどだからです。
※記載されているのは保証会社の利用が必須かどうか程度です。

そのため審査が緩い保証会社を使用する物件を探すには審査に強い専門の不動産会社へ相談することをオススメします。結局プロに頼ってしまうことが賃貸審査突破への近道です。
自分で探すにも保証会社をいちいち不動産会社へ確認しなければならず手間ですし、
一般的な不動産会社へ相談するにも保証会社の審査難易度等細かな知識がなかった場合結局審査落ちしていまうからです。
なお一度申込をして審査落ちした物件は不動産会社を変えたところで審査は通りません。
さらに審査落ちをくりかえしてしまうとその後の物件探しにも影響が出る可能性があるためむやみに申し込むことは避けてください。

ポイントは

審査のゆるい保証会社の物件に絞ること

・その絞り方が難しいため審査に強い不動産会社へ相談すること 


この2点を押さえておきましょう。

✔前職の源泉徴収を用意しておく
 前職の源泉徴収票を審査時に提出することで審査通過率は上がります。
これは前提として
「新たにフリーランスとして始めた仕事が前職の仕事内容とほとんど同じ場合」に限ります。

例えば
・前職は「食品コンサル」の仕事を会社員としてしていた
・独立してフリーランスとして「食品コンサル」業を新たに始める
・フリーランスとしての取引先は前職で自分の抱えていた営業先の顧客
このような場合です。

前述したパターンのような状態の場合、
会社員時代の年収とフリーランスなりたての年収がさほど変わらないことが予想できるため、
会社員時代の源泉徴収を収入証明として提出することが有効手段となり得ます。

また前職の会社員時の源泉徴収票を提出することで、
その年収額がある程度、申込者が求める年収のボーダーラインの目安となるため
審査する側としても判断がしやすくなるという利点もあります。
もちろんこの源泉徴収票は100%収入のエビデンスとなるわけではなく、あくまで参考程度に審査をされるというイメージです。

✔業務委託契約書を用意しておく
 フリーランスとしての業務が、個人に対して何かを売る形態ではなく、
法人に対して技術やサービスを提供する形態の場合は
業務委託契約書で契約を交わしてから業務を請け負うという流れが一般的です。

この業務委託契約書には報酬額が記載されています。
相手が法人でしっかりと契約を交わしているのであれば、報酬が払われないというリスクも少ないため
業務委託契約書を提出することで、審査する側としても収入の目安が把握できるため、審査のハードルを下げるコツになります。

業務委託契約書を交わしていないからは後付けでもいいので、
取引先と契約書を交わすことをオススメします。

✔収入のある連帯保証人を付ける
 フリーランスの方が審査に通りづらい要因として一定収入が得られにくいことから社会的信用度が低いためと解説しましたが、安定した収入のある親族の方を連帯保証人としてつけることで一機に審査通過率が上がります。

なぜなら保証会社は審査時に家賃の支払い能力をチェックしているからです。
・家賃を支払える十分な収入があるか
家賃滞納時に代わりに払える人がいるか
という2点がポイントになります。
この家賃滞納時に代わりに払える人、というのが連帯保証人に当たります。

連帯保証人として安定した収入のある親族を付けることで欠けていた社会的信用性の部分を補うことができるため審査のレベルが下がるというイメージです。

✔十分な預貯金があれば預貯金審査を受ける
 フリーランスなりたての方は収入が不安定で家賃の滞納リスクがあるという点から審査が厳しくなりますが、十分な預貯金がある方は預貯金額を提示することで審査のレベルを下げることが可能です。

十分な預貯金があれば、もし収入が不安定で家賃代をその月の収入で賄えなかったとしても、
預貯金で補填することができると考えられるからです。
またコツコツ貯金をしてきたということは計画性があるという観点からも評価されます。

なお、預貯金額の目安としては、
家賃の2年分が払えるほどの貯金があるかどうかが重要です。

預貯金額を提示する場合は証明書類として、

・通帳のコピー
・金融機関から発行される残高証明

のいずれかを提出しましょう。

 

 

 

3.申込時・契約時に用意するもの



✓申込者本人が用意するもの

 以下、申込者本人が用意するもの一覧です。

・本人確認書類
…運転免許証、パスポート、マイナンバーカードのいずれか
・健康保険証…国民健康保険証である可能性が高い

・収入証明書…
・現住所の住民票
・印鑑…認印または実印※実印契約をする場合、印鑑登録証明書が必要
・初期費用…一般的に都内近郊で借りる場合は家賃の5カ月分が相場

なお、本人確認書類、健康保険証、収入証明書の3点に関しては入居審査時に必要になる可能性が高いです。

✓申込時必要な情報

 以下、申込時に必要な情報一覧です。

・氏名、生年月日、住所、電話番号
・事業内容、見込み年収、開業年数
・前職の会社員時代の事業内容とのシナジー性
・緊急連絡先(連帯保証人)の情報


フリーランスの方は審査時に自分の事業をアピールすることが重要です。
先ほど解説したように、前職の会社員時代の事業内容とフリーランスの事業内容が一致する場合はシナジー性が高いためアピールポイントとなります。

逆にフリーランスとして始めた事業が全く会社員時代とは関係のない仕事である場合は審査時の評価はよくないため、シナジー性を持たせたビジネスを今後展開していくと伝えることで審査が通りやすくなる場合もあります。


✓連帯保証人が用意するもの
 以下、申込者本人が用意するもの一覧です。


・本人確認書類…運転免許証、パスポート、マイナンバーカードのいずれか

・収入証明書…源泉徴収票など
・実印
・印鑑登録証明書

後々提出を求められることもあるため事前に取得しておくとスムーズに審査や契約が進みます。

 

4. 申込書記入のコツ



-勤務先情報欄-
・勤務先:自営業 ※フリーランスとは記載しない
     横に事業内容も簡潔に記入する
・所在地:自宅で仕事をしている場合は、同上
・年収 :見込み年収 
    ※多く見積もるのはNG 少なく見積もったほうが印象はいいが、あまりにも少なく三ツもりすぎると家賃の支払い能力が疑われるため注意

さらに審査の過程で連帯保証人を付けるように要求されますが連帯保証人の必要情報は、申込者本人の情報とほぼ同じ項目になります。
特に勤務先情報、年収、勤続年数等連帯保証人の方本人に聞かなければわからない内容も含まれるため事前に確認しておくとスムーズです。
なお空欄にしたまま提出するよりも、しっかりと項目を埋めて提出したほうが審査時の印象がいいのでなるべく空欄は避けることをおすすめします。

 

 

5. 賃貸審査に落ちた際の対処法


 ✓審査のゆるい保証会社に変更して再審査をしてもらう

審査というのは1つの物件に対して1回~3回行われます。
1回目 1次審査…管理会社が用意した一番審査の厳しい保証会社で審査
        信販系保証会社であることが多い

2回目 2次審査…1次審査よりゆるい保証会社で審査
        信用系保証会社であることが多い


3回目 3次審査…最もゆるい保証会社で審査
        独立系保証会社であることが多い

という流れで管理会社が提携している保証会社で審査を行います。
管理会社は大体5、6社の保証会社と提携していてその中から1、2、3社を選択して審査を行いますが、
1次審査は一番審査の厳しい保証会社であることがほとんどです。
フリーランスなりたて方は、この信販系保証会社の1次審査は通らないことが多いため、2次審査と3次審査のにすべてを賭けましょう。
基本的には1次審査に落ちると管理会社から2次審査に移行してよいかの確認が入ります。
そこで了承することで自動的に再審査に移行する形になります。

✔別部屋に切替えて申込む
 これは申込をした物件が分譲マンションであった場合に限定した対処法です。
1次、2次、3次審査すべて審査落ち場合は、申込した部屋を諦めて別部屋で再度申込をしましょう。

分譲マンションというのは、各部屋ごとに別の大家さん、管理会社がいる管理形態の物件です。
管理会社が違う場合、審査をする保証会社も違う可能性が高いです。
つまり各部屋ごとに審査基準が違うということです。
そうなると最初に申込した部屋が審査落ちしたとしても、別部屋で審査が通るということもあるので分譲マンションであれば審査のゆるい保証会社を利用している部屋をチョイスするということをオススメします。

✓収入のある親族に代理契約をしてもらう
代理契約とは入居者は自分で、契約者は別の方という構図になります。

家賃の引落や契約名義も代理で契約してくれた方になりますが、
契約者が変わる=審査の対象もその契約者の方に変わるため、
代理で契約される方が

・一定の収入がある

・緊急連絡先がある

であれば審査の土台に乗り審査通過率は上がります。

✓条件を低くして別部屋に妥協して入居する
 2年間収入実績を積むために元々借りようとしていた物件よりも条件をあえて低くして妥協して別物件に入居するということです。
審査落ちしていまうということは言い換えると、

第三者(審査する側)からみて背伸びをしすぎているという風に評価されているわけです。
身の丈に合った家賃帯の物件に条件を下げて物件を探すようにしましょう。

まずは予算を落として条件を妥協して入居する、その間2年間で収入実績を積む、そして2期分の収入証明が準備できる状態になったら、理想の物件に住み替えるというイメージです。
そうすることで審査は通りやすくなります。
いったんは妥協することになりますが、一度固定費を一気に下げて審査が通りやすくなるように実績を作っていくということをオススメします。


✓大家さんと直接契約できる物件に絞って探す
 大家さんと直接契約できる物件であればその他の物件に比べ難しい審査がありません。
場合によっては保証会社加入が必須条件であることもありますが、
保証会社の指定はないため、審査のゆるい保証会社を利用して入居するということも可能です。

大家さんと直接契約できる物件の探し方としては大きく3つあります。

①専門の募集サイトで探す
 「ジモティ」、「ウチコミ」という2つの物件サイトでは大家さんが直接物件を掲載しています。

②不動産屋さん兼大家さんの物件を探す
 SUUMOなどの物件サイトで検索した場合、取引対応という項目欄が「貸主」という表記であればその物件の情報提供者が大家さん(物件の持ち主)という意味を表しています。

このような物件は比較的審査がゆるい傾向にあります。
ただしこの物件情報を掲載している不動産会社が中堅どころ以上の会社だと審査は厳しいです。
そのような不動産会社は1次審査で審査の厳しい保証会社を当てて、2次審査はしないというスタンスなことがあるため、あまりお勧めしません。

③審査に強い不動産会社に依頼する
 これは結果論になってしまいますが、審査に強い不動産会社へ依頼することが審査突破への近道です。
なぜなら今回お伝えした内容などをすべて熟知して最善の手を打ってくれるからです。
大家さんと直接契約できる物件や審査のゆるい物件、またはその不動産会社が所有している物件を提案してくれることもあります。

一番時間効率が良いため、自分で物件を調べるよりも審査に強い不動産会社へ依頼することをオススメします。

6.  まとめ


フリーランスなりたてだからといって賃貸物件の審査が全く通らない事はないですが、
事実、サラリーマンに比べて個人事業主やフリーランスの方は入居審査のハードルが各段に高くなります。

重要なのは物件選びです。
まずは、しっかり相談のできる審査に強い不動産屋へ足を運ぶことをおすすめします。

入居審査でお困りや、不安な点があれば、是非お気軽に弊社へお問い合わせください。


 

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この記事の監修者

若井 直也

業界歴 10年

株式会社A-S(エース不動産)代表取締役。 大手出版社→ゲーム開発会社で経理及び経営管理に従事。 その後大手不動産会社で1年で店長まで上り詰め、独立。 創業2年目で、大借金を負い、保証会社のブラックリスト入り。 同じ経験をした人を救うべく、保証会社と不動産賃貸事業の複合業態を自社で始める。 そこで培ったノウハウを、YouTube、TiKToK、BLOGを通じて展開。 中小企業庁及び東京都知事の「経営革新計画」で本施策の認定を受理。 国の支援のもと、賃貸審査が通るための情報を日々配信。 動画登録者数は2,000~4,000人。自社非公開物件の会員数は10,000人を突破。





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