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同性カップル・LGBTの賃貸 審査は難しい?その理由と審査を通しやすくする方法
カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報  / 投稿日付:2024/10/12 23:09

同性愛者などLGBTの方が賃貸の審査に通りづらい理由と、その解決方法

(この記事は、約4分で読めます)


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目次

1. LGBTの方はなぜ入居審査に通りづらい?
    1.1 管理会社や家主のLGBTに対する偏見
    1.2 結婚まで至らず、別れてしまうことが多い
    1.3 緊急連絡先を親族に頼みづらい

2. オーナー審査が通らない場合の解決法
    2.1 不動産会社が所有、直接管理する物件を選ぶ
    2.2 "ルームシェア"という体で審査をかける
 
3. 緊急連絡先が見つからない場合の解決法
     3.1 知人・友人に依頼する
     3.2 代行会社・不動産会社に依頼する


4. まとめ








1. LGBTの方はなぜ入居審査に通りづらい?


 

賃貸物件の入居審査では、同性カップルなどLGBTの方がなかなか通りづらいという現実があります。

そんな悩みを抱える方に、この記事では入居審査の裏側と、少しでも物件を借りられる確率を上げるための情報を記載しました。


管理会社や家主のLGBTに対する偏見
LGBTの方が入居審査を通過できない最大の理由は、オーナー(大家さん)審査NG、次いで管理会社NGです。

物件オーナーをやっているような個人の大家さんは、たいてい年配の方が多いのが現実です。

若い世代であれば、LGBTに対する偏見はだんだんとなくなりつつありますが、世代が上がるにつれて同性愛者に対する偏見は強くなる傾向があります。

ゲイカップルやレズビアンカップルは、男女カップルと比べると審査に通りづらい傾向にありますが、その理由はそれぞれ異なります。

ゲイカップルであれば、騒いだりしないか、近所迷惑になるような行為はしないかという心配をされて審査落ちになることが多いようです。

一方、レズビアンカップルでは、収入面を懸念されて断られるケースが多いです。
いずれも、管理会社にとって面倒な手間がかかってしまうのでは、と思われてしまうことがあります。


✓結婚まで至らず、別れてしまうことが多い
現在では、段々とセクシャルマイノリティーや同性婚が社会的に認知されてきました。

ただ、まだまだそのハードルは高く、婚姻自体が行政に認められない、もしくは親の反対などがあり結婚には至らないケースが多いのが現実です。

物件オーナーの立場からすると、2人で入居したのは良いものの、途中で破局したために退去されるようでは空室リスクが高いと判断されてしまうのです。

それであれば、安定的に住み続けれくれる婚姻済みの夫婦のほうが物件オーナーとしてはリスクが少なく、結果的に同性カップルは審査に通りづらくなってしまうのです。


✓緊急連絡先を親族に頼みづらい

緊急連絡先とは、契約者本人に連絡がつながらないときなど緊急で連絡をするときに使われる連絡先のことです。管理会社や保証会社から連絡する際に使われます。

そのため、契約者本人の三親等(両親、祖父母、兄弟姉妹、叔父、叔母など)に限定されることが一般的です。


お互いの親族に理解があり、ちゃんと事情を説明したうえで緊急連絡先になってほしいと頼めるような関係性があればよいのですが、同性の恋人がいることを親族に言えない、または理解が得られていない場合、緊急連絡先を頼めないことがあります。

 

緊急連絡先がいないと、賃貸ではほとんどの場合入居審査をかけることができません。


 

2. オーナー審査が通らない場合の解決法





✓不動産会社が所有、直接管理する物件を選ぶ
上でも述べたとおり、個人オーナーの方はLGBTに対してあまり理解のない方が多いです。

しかし、賃貸経営を商売として行っている不動産会社や管理会社がオーナーの物件であればそのような偏見によって審査を落とされる可能性は低くなります。

なぜなら、不動産会社や管理会社のほうがビジネス色が強いため、
・家賃の支払能力がある
・近隣とトラブルを起こすような人柄ではない

という条件を満たしていれば、
個人オーナーのように「なんとなく嫌だ」という理由で審査を落とすことはまずないからです。


✓ "ルームシェア"という体で審査をかける

あくまで「友人同士でルームシェアをする」という体で審査をかけるのも一つの手です。

ただ、通常ルームシェアで物件を選ぶときはは2DKなど、居室がそれぞれ分かれています。

本当はカップルなので1LDKでもいいから少しでも家賃を抑えたいのが本音だとしても、建て前上はルームシェアなので、2DKや2LDKなど高めの家賃の物件を選らばざるを得ないことがあります。

また、ルームシェアで申請する際に注意点があります。

40歳以上のカップルがルームシェアで申請をすると、管理会社の審査でNGが出る可能性があります。

ルームシェアは「お金のない若者が仕方なくするもの」、それなりの年齢の大人がルームシェアをするという状況は不自然というか、その年齢になって自立できないのは何か問題でもあるのでは?と疑いをかけられてしまいます。

何歳以上なら通らないという明確な基準はありませんが、少なくとも一般的にルームシェアをする世代ではないのなら、正直にLGBTであることを明かして審査にかけたほうが通過確率は上がるのではないかと思います。



3. 緊急連絡先が見つからない場合の解決法





✓知人・友人に依頼する

緊急連絡先を親族に頼めない場合に一番多いのがこのパターンです。

つまり、友人の連絡先を親族の連絡先として申請するのです。(もちろん友人には了解を得た上で、です)

 

友人には、保証会社や管理会社から連絡が来たら自分の親のフリをしてね、と頼んでおきます。



✓代行会社・不動産会社に依頼する

緊急連絡先になってくれる代行会社が存在します。

また、不動産会社が緊急連絡先の代行サービスも兼ねている場合がありますので、相談してみるのもよいでしょう。

 

ちなみに、弊社エース不動産では審査時の緊急連絡先の代行サービスもオプションで付けることができます。




4. まとめ


お部屋を借りるための最短ルートは、専門会社に相談することです。

私たちエース不動産は、審査が厳しい人でもお部屋が借りられるノウハウを蓄積してきました。お部屋探しでお困りであれば、いつでもご相談ください。


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