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同棲したい場合の審査基準や落ちる確率はどれくらいか
カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報  / 投稿日付:2024/09/02 13:10

同棲の審査は通常よりも厳しいです。
審査を通過するためのポイントを公開


(この記事は、約4分で読めます)


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目次

1. 同棲の審査が厳しい理由とは
    1.1 騒音トラブル
    1.2 家賃滞納リスク
    1.3 契約期間が短い

2. 同棲の場合、審査で見られる部分
    2.1 2人の間柄
    2.2 家賃の支払い能力があるのか
    2.3 仕事内容や年収

3. 申込時と契約時に必要なものと契約方法
    3.1 身分証明書
    3.2 収入証明書
    3.3 どちらかが契約者になるか連盟契約

4. 審査に落ちてしまった場合はどうするべきか
    4.1 審査の緩い物件を選ぶ
    4.2 賃料の価格帯を下げる

5. まとめ








1. 同棲の審査が厳しい理由とは


これから同棲する場合、問題となってくるのは賃貸の入居審査です。

今まで引越し経験のある方であれば、1人での入居審査をしたことがある方もいると思います。


しかし、今回は2人入居での審査となります。

そうなると今までよりも賃料や初期費用も高くなるので審査基準も厳しくなります。

どのような問題があるのかを掘り下げていきますので、確認をしましょう。



✓騒音トラブル

同棲となると、今までの1人での生活と異なり、2人の時間が増えます。

そうなると会話やテレビ、音楽を聴いたりする時間も増えるので、音量には注意しなければなりません。

よくある騒音トラブルは、テレビの音量や足音です。

中には警察を呼んだり、何度もクレームを言いに来るような神経質な方も住んでいる可能性があるので
注意して生活
しましょう。


他にもよくあるのが、喧嘩です。

同棲すると喧嘩する事も増えると思います。

そうなると、怒鳴り声が近隣の迷惑になる事も考えられます。


✓家賃滞納リスク

一般的に考えれば、今まで1人暮らしをしていて払えていた家賃ですが、
2人暮らしとなれば家賃も高くなります。

2人で折半するのであれば安心かと思いますが、

1番多いのは、別れてしまい賃料が払いきれない。

もしくはどちらか一人が払う場合に払いきれずに滞納してしまうという方が多いです。


多くの方は、一人が家賃を支払っていた場合、
同居人は滞納していたことに気付かずに、3ヵ月滞納
して強制退去になって気付く方も多く見受けられます。



家賃を支払ってもらっている方は、その点を注意してみてあげましょう。

そういったトラブルがあると、次回に部屋を借りたい場合に審査に通りづらくなるので注意しましょう。



✓契約期間が短い

一般的な物件は2年契約です。

1人入居や夫婦の場合は、2年間住み更新される方、もしくは2年後に更新のタイミングで引越しされる方が多いです。


そんな中、同棲入居の場合だと長期間住む方が少ない傾向
にあります。

理由としては、

同棲を始めると
時間帯が合わない。

生活のリズムが合わない。
喧嘩する。
どちらか一方が出て行ってしまう。

ほかにも色々な理由はありますが、上記であげたような理由から2年以内に解約する方が多いです。

結果、家主の審査で同棲の同居を断られてしまうケースが多い理由と言えます。



2. 同棲の場合、審査で見られる部分


初めての同棲の方は楽しみで仕方ないでしょう。

誰でもどこでも住めるわけではなく、まずは入居審査という問題をクリアしなければなりません。

では実際に入居審査とはどのような内容を見られるのかを知っておきましょう。



✓2人の間柄

まずは入居申込書の記載、最近ではWEBでの申込も増えております。

申込完了後に家主や管理会社がみる部分として、2人の間柄です。


入居審査に通りやすいのは、夫婦と兄弟・姉妹です。

理由は、夫婦や兄弟であれば、長期間住んでくれる方が多いからです。

夫婦となれば、別れる可能性が低いこと、兄弟であれば仕事の転勤や学校に通っている間はずっと住んでくれるという家主にとっては非常にありがたい事です。


しかし、長期間住まない可能性がある、カップルや友達同士の
同居は断られてしまう場合が多いです。

申込する際は、結婚予定という内容で申込した方が良いでしょう。


しかし、厳しい管理会社の場合は、
婚約の証明書や結婚後の証明書の提出を求められる場合もあるので、
事前に何が必要になるのか確認が必要と言えます。


しっかりと探したい方は、どういった友人関係なのかを伝えて
探してもらいましょう。

以前、探したのは江戸川区で地方から出てくる3人組で、
大学に
通うためにルームシェアしたいという内容でした。

3人とも親契約で、審査は承認となりましたが、江戸川区全域で探しても3件しか出てこなかったです。

江戸川区全域で3LDKは100件位出てきましたが、ルームシェアOKという物件はわずか3件と非常に少ない状況です。


✓家賃の支払い能力があるのか

保証会社が見る内容として、最も重要な部分は家賃の支払いを滞りなくしてもらえるかどうかです。

どんな事かというと、借りたい物件の家賃に対しての年収が足りているのか。


また勤続年数や社会保険の加入、この辺りもポイントとなります。

2人入居といっても、原則は申込人に対しての審査です。


合算の収入ではなく、1人での収入で家賃を支払えるかという
数字がポイントです。


仮に賃料が85.000円だったとして計算してみます。

85.000円×3.3が月収の数字になるか
85.000円×3.3は280.500円です。


この数字が給与明細で確認できるかどうか。

または、85.000円×3.3×12
85.000円×3.3×12は3.366.000円です。


この数字が源泉徴収で確認できるかどうかです。

保証会社は、口頭ではなく書面での確認をします。書面での確認で数字が足りているかが重要となります。

その数字が問題なければ、審査は承認される可能性が高いです。


✓仕事内容や年収

次にみられる部分は、仕事内容や年収です。

一般的な物件は夜職や生活保護受給の方は受け入れてもらえないケースが多いです。


審査に通りやすいのは正社員で社会保険に加入の方です。

派遣や契約社員、アルバイトでも社会保険に加入している場合も割と審査は通りやすいです。


ただし社会保険に加入していない上記の方ですと、少し審査の
通過率は下がる傾向にあります。

また自営業の方も審査は割と厳しく、確定申告の提出が必要となる物件が多いです。


確定申告をしていない方は特に審査が厳しくなるイメージです。

最近、審査に出してもなかなか審査に通らないのが、
ウーバーイーツ等の配送の仕事をしている方です。
確定申告なしで、収入の明細はWEBで確認する事は出来ます。


しかし、いくら金額が多くても体が資本となる仕事です。

例えば、怪我をして長期仕事が出来なくなってしまう、
結果、仕事が出来ないという事は収入が得られなくなってしまいます。


保証会社はそう判断するので、自営業で特に体が資本の方は
審査に相当苦戦するという事です。

キャバクラやホスト勤務、風俗勤務なども同様にかなり審査に苦戦するという事になります。

 

 

3. 申込時と契約時に必要なものと契約方法


 
物件が決まったら、まずは申込の作業です。流れとしては申込→入金→契約→鍵渡しです。

申込みする際に、必要となるものと契約時に必要となる書類のご用意も事前にしておくとスムーズです。



✓身分証明書

身分証明書として顔写真付きの身分証明書を準備しましょう。

免許証パスポートが良いです。

マイナンバーカードだと受付してくれない保証会社や管理会社があるためです。


次に保険証もあると良いです。

特に社会保険加入の方は、保険証を提出したほうが審査も早くなる場合もあります。

理由としては、保証会社の審査で勤務先への在籍確認の電話が入らない可能性があるためです。


この本人確認や勤務先確認、緊急連絡先への確認電話は審査で
どこの保証会社もすることが多いです。


連絡が取れないと、そこで審査も止まってしまうので、
緊急連絡先や勤務先に電話が入る旨は事前に伝えておいた方がかなりスムーズに進みます。


契約時に関しては、物件により異なりますが、
入居者全員の住民票と家賃引き落とし用の口座情報と口座印があれば足りる事が多いです。


物件により実印契約しないといけない物件があるので、
その場合は実印のご用意と印鑑証明書の取得も必要となることもあります。


✓収入証明書

個人契約であれば、源泉徴収票のご用意があれば大丈夫です。

勤続1年未満の方は、直近3カ月分の給与明細でも代用できます。


上記が一般的ではありますが、管理会社によっては課税証明書や
納税証明書の提出を求めてくる場合もありますので、ご注意下さい。自営業の方は確定申告書の写しが必要となります。


✓どちらかが契約者になるか連盟契約

同棲の場合、一般的にはどちらかが契約者になる事が多いです。

ただし、管理会社によっては、連盟契約といって、2人が契約者となる場合もあります。


2人が契約者となる場合だからといって、契約金が倍になる、
保証会社の金額が高くなるという事はありません。

契約書上は2人分必要ですが、保証会社や審査上は1人で行うイメージになります。

どちらか一方が契約者になる場合は、出来れば収入が多い方、もしくは正社員で勤務されている方が契約者となるのが理想的です。

例外としては、収入は少ないが、会社から家賃補助があるので、契約者になりたいというのは問題ない事です。ほぼ問題ないですが、過去の事例でいうと、同棲カップルでの入居希望の際、結婚予定で審査に出しました。

その管理会社は大手ではなかったですが、結婚後に証明書の提出が必須と契約時に言われました。

そこまで同棲を嫌がる管理会社もあるので、同棲する際は、物件選びも重要となります。

どんな物件でも審査が通るわけではない事、また通常よりも審査は厳しいという事だけは頭に入れておいてください。



 

4. 審査に落ちてしまった場合はどうするべきか



審査に落ちてしまう方もいます。

理由はそれぞれで、家主から断られる事。保証会社から断られる事もあります。

保証会社の審査は信販系の審査がほとんどです。


カードトラブルや消費者金融、車や奨学金の分割、
最近では携帯電話やメルカリ後払いの分割滞納なども
賃貸物件の審査に影響を与えます。


他にも過去の家賃滞納も関係してくるので、審査に
不安がある方は、まずは審査に特化した不動産屋へ相談することから始めてください。


審査引っかかりそうな内容が1つでもあれば、
審査に特化した不動産屋へ足を運ぶ事が重要です。

理由としては、審査に特化していない不動産業者は審査に詳しくないからです。


保証会社の特性を知っておかないと、審査の出し方が分からない。

また、審査に通るか分からないものをむやみに審査にかけてしまいます。


結果、それで審査に落ちれば、次の審査により影響を及ぼします。

選択できたはずの物件も審査に通らなくなってしまう可能性が非常に高まるという事です。


近場だったから、気に入った物件があったから申込してみるという
のは、結果ご自身の首を絞める事になってしまうので、細心の注意が必要といえます。


✓審査の緩い物件を選ぶ

それぞれ審査に通らない理由があるので、その内容を審査に特化した不動産屋へ相談しましょう。

その内容次第で物件の提案の仕方が変わってくるためです。また審査に関しては、緩い保証会社というのが存在します。

イメージ
信販系<信用系<独立系という順で審査の厳しさが変わります。

独立系保証会社を探す事が出来れば審査は通りやすいです。


しかし、独立系の保証会社を使っている物件はかなり少ないです。

この辺りも審査に特化している不動産屋であれば詳しいので、審査に特化した不動産屋を探して相談してみてください。


✓賃料の価格帯を下げる

審査が通らない理由が賃料設定という場合もあります。

1人の名義に対して審査をするので、今までの1人入居より家賃が高くなってしまいます。結果、収入と借りたい物件の賃料があっているかがポイントです。

審査基準は管理会社により異なります。大手管理会社であれば審査は厳しくなります。

まずはご自身の月収や年収から審査に通る賃料を確認してみましょう。

保証会社は年収と家賃から計算して、しっかり家賃の支払いが滞りなくされるかを判断します。


一度、審査に落ちてしまっても、家賃を下がれば審査が通るという
事もあり得ます。



5. まとめ


賃貸審査において、同棲の審査は難易度が上がります。夫婦や兄弟であれば、問題ない事が多いですが、

カップルや友人同士となると審査が格段と厳しくなります。申込みの出し方や物件選びは慎重に行わなければならない部分です。


また賃料設定や間取り、管理会社の選び方も重要です。

結果、審査に特化している不動産屋へ依頼する事が審査通過の近道となるでしょう。

 

この記事を書いた人

後藤

業界歴 9年

不動産業界歴9年で保証会社での勤務経験もあるため、保証会社の特徴や特性は熟知しています。 また、ニュージーランドに4年住んでいたので英語での対応もお任せください。

 

 

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