カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報 / 投稿日付:2024/08/02 00:00
家賃を滞納しただけではブラックリストには入りません。ブラックリスト入りする本当の理由とは。
取り立てや強制退去にならないための3つの具体策も公開。
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目次
1. 家賃滞納 = ブラックリストではない
2. 家賃が遅れる場合の対処法
2.1 保証会社からの電話は必ず応答する
2.2 事前に管理会社または大家さんに連絡しておく
2.3 早めに家賃を振り込んでおく
3. まとめ
1. 家賃滞納 = ブラックリストではない
「少しでも家賃の支払いが遅れてしまうとブラックリストに載ってしまうのでは?」とか、
「強制退去になってしまうのでは?」と心配されている方がいらっしゃいますが、
実はそんなことはありません。
まず、ブラックリストというのは、短期的な家賃支払が滞った状態のことではありません。
もちろん長期にわたる家賃滞納(一般的には3か月)が続けば強制措置の対象になりますが、
家賃の支払いが遅れたという事実よりも、そこに至るまでの過程を見られていることが多いです。
家賃の支払いがなければ、保証会社(または管理会社)は必ず賃借人に連絡を入れます。
そして賃借人に連絡が取れなければ緊急連絡先に連絡をします。
仕事で忙しいときや連絡のつながらない場所に旅行に行っているなどの事情があったとしても、
何日も連絡が取れず折り返しの連絡もないと、明らかに意図的に連絡を無視をしていると捉えられてしまいます。
この音信不通状態が続いた場合、ブラックリスト認定されます。
具体的な期間に定めはありませんが、一般的には2-3週間程度連絡が取れなかった場合に認定されます。
家賃保証会社というものは会社間で賃借人の情報を共有していることが多く、一度ブラックリストに載ると他の保証会社でも審査を通すことが非常に難しくなります。
つまり、保証会社の連絡を無視することは将来にわたって自分の首を絞めていることに他なりません。
✔保証会社からの電話は必ず応答する
最低限のルールとして、保証会社や管理会社からの連絡は必ず応答するようにしましょう。
すぐに電話に出られなかったとしても、その後に必ず折り返しの連絡をすることを忘れずに。
どれくらい賃借人と連絡がつながらなければブラックリストに載るかは保証会社によってまちまちです。
しかし、携帯電話を3~4日ずっと見ないというのは普通では考えられないので、それくらいの期間連絡が取れなければ意図的に連絡を無視していると思われても仕方ありません。
保証会社から電話がかかってきたらその日中には折り返すようにしましょう。
また、事前に管理会社や保証会社の連絡先を登録しておくと連絡がスムーズになります。
✔ 事前に管理会社または大家さんに連絡しておく
家賃の支払い時期はだいたい月末あたりですが、今月払えそうにないなというのが事前に予想できた時点で早めに家賃の支払いが遅れることを連絡しておきましょう。
その際に必ず支払い期日を伝えておくことで、たとえ支払いが遅れたとしてもブラックリストになることは回避できます。(もちろん、設定した期日内に振込みを済ませることが前提です)
ポイントとして、ある程度資金計画表のような文字の箇条書きのようなものがあると、相手方を安心させてあげられることにもなります。
(例)4月末支払いの家賃6万円を滞納したとき。
5月31日:3万円(滞納家賃)+6万円(通常家賃)
6月15日:3万円(滞納家賃)+6万円(通常家賃)
7月31日:6万円(通常家賃)
といったイメージです。
ですが、注意点として、滞納した家賃6万円を月5000円×12カ月など、非常識的な返済方法認められません。
もしあなたが、友達に貸した1万円を月1000円ずつ返されたら嫌な気持ちになって、
二度とその人にお金は貸しませんよね?
保証会社も同様に、二度と審査を通してくれなくなってしまうという理屈です。
✔ 早めに家賃を振り込んでおく
何らかの事情があって期日に振込みをすることができない場合、前もって先の家賃を支払うことも可能です。
大家さん側にとっても期日より早く家賃を回収できるわけなので、安心感を持ってもらえます。
↓↓審査突破のコツをYouTube動画でも解説しています↓↓
3. まとめ
家賃の支払いが遅れたうえに保証会社からの連絡を無視し続けると、ほぼ確実にブラックリストに載ることになります。最低限のマナーとして、そういった連絡にはきちんと対応しましょう。
家賃の支払いが遅れることが目に見えて明らかな場合は、事前に家賃支払ができなそうな旨を連絡をしておくことが重要です。
そして、その連絡をする際に、
「いつ」「いくら」の支払いができるかの支払い計画を明確に伝えることも重要です。
もし入居審査で分からないことや、審査に不安がある方はぜひエース不動産へお気軽にご連絡ください。
この記事の監修者 若井 直也 業界歴 10年 | 株式会社A-S(エース不動産)代表取締役。 大手出版社→ゲーム開発会社で経理及び経営管理に従事。 その後大手不動産会社で1年で店長まで上り詰め、独立。 創業2年目で、大借金を負い、保証会社のブラックリスト入り。 同じ経験をした人を救うべく、保証会社と不動産賃貸事業の複合業態を自社で始める。 そこで培ったノウハウを、YouTube、TiKToK、BLOGを通じて展開。 中小企業庁及び東京都知事の「経営革新計画」で本施策の認定を受理。 国の支援のもと、賃貸審査が通るための情報を日々配信。 動画登録者数は2,000~4,000人。自社非公開物件の会員数は10,000人を突破。 |
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