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なぜ不動産会社の社員は賃貸審査が通りにくい?業界の裏話を解説
カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報  / 投稿日付:2024/09/02 13:18

不動産会社に勤務する人は、賃貸の審査に通りにくいという「業界あるある」。その理由を説明します。

(この記事は、約3分で読めます)


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目次

1. 賃貸契約は同業者(不動産会社)NGのケースがある

2. 不動産会社の社員が審査に通りにくい理由
     理由1.  大家さんを"抜かれる"可能性がある
     理由2.  大家さんに物件売却の交渉をされる可能性がある

3. まとめ









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1. 賃貸契約は同業者(不動産会社)NGのケースがある




賃貸の入居審査では、なぜか不動産業界に勤めている人が審査に落ちやすいという傾向にあります。

実は、かくいう筆者も、以前に審査を申し込んだ際、「大家さんの判断で審査落ちとなりました」とだけ連絡があり、はっきりとした理由を告げられないまま審査落ちになってしまった経験があります。

収入に対して家賃が高すぎるわけでもなく、過去に家賃滞納や金融事故を起こしているわけでもなかったので、当時は審査に落ちてしまった理由がよく分かりませんでしたが、おそらく同業者NGの不動産会社だったのだろうと思います。


これは、決して「なんとなく」というわけではなく、実は明確に理由があります。
情報と人脈で成り立っている不動産業界ならではの理由が存在します。




2. 不動産会社の社員が審査に通りにくい理由




理由1. 大家さんを"抜かれる"可能性がある

 
まず、"抜く"とは業界用語なのですが、大家さんから賃貸管理を任されている会社をはさまず、
直接その大家さんに交渉することを"抜く"といいます。

賃貸を借りられた方だと経験があると思いますが、契約書類には大家さんの情報が明確に記載されています。

例えば、重要事項説明書には登記簿(謄本)に記載された事項という欄に、大家さんの氏名と住所が記載されています。
また、大家さんの電話番号がはっきりと書面に記載されていることもあります。

つまり、賃貸契約をしてしまえば、その物件の大家さんの情報は簡単に手に入ることになります。


▼重要事項説明書 「登記簿に記載された事項」



借主が不動産業者の場合、賃貸の客付けや管理のノウハウを持っているため、大家さんに直接交渉されてしまうと、管理会社にとって大事なお客様(=物件の大家さん)を取られてしまう可能性があるため、同業NGであることが多いのです。


理由2. 大家さんに物件売却の交渉をされる可能性がある

これは、売買をやっている業者に言えることなのですが、大家さんに直接交渉して、売買仲介に入る目的や、中古物件を自社で仕入れる目的で「物件を売却しませんか?」と話を持ち掛けるのではと疑われることがあります。

管理会社にとってみれば、賃貸管理だけでなく、物件の売却時も仲介に入ることができなくなり、当然仲介手数料も入ってこなくなります。

賃貸管理手数料や賃貸借契約の仲介手数料に比べて、売買の手数料は額が大きいため、売買仲介は何としても他業者に取られたくないのが本音です。

そのため、売買をやっている業者に勤務する人は特に審査が厳しくなります。


↓↓審査突破のコツをYouTube動画でも解説しています↓↓



3. まとめ


今回の記事では職業によって入居審査が通りづらい一例として不動産業者を取り上げました。
もし入居審査に不安がある、または審査に落ちてしまってお困りの方はぜひエース不動産へお気軽にご連絡ください。

 


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