カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報 / 投稿日付:2024/08/02 00:00
入居審査に落ちたら、別の保証会社で再審査!?
ちょっと待ってください!
そのままだとブラックリストに名前が載っちゃいます。。
(この記事は、約3分で読めます)
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目次
1. 再審査ってなに?なんでするの?
1.1 入居審査は複数の保証会社でする場合がある
1.2 保証会社毎に審査基準が違う
2. 再審査に落ちるとどうなる?
2.1 ブラックリストに登録される
2.2 その物件には入居できなくなる
2.3 審査落ちの管理会社物件を借りれなくなる(場合がある)
3. 再審査に落ちないための準備と方法
3.1 【準備】審査に落ちた要因を特定する
3.2 【方法】審査に強い不動産会社で再申し込みをする
4. ブラックリストになる前に申込みをキャンセル、別物件を探す
5. まとめ
1. 再審査ってなに?なんでするの?
再審査とは、1回目(正確には1社目の保証会社)の審査に落ちた場合、
次に別の保証会社で審査をやり直すことを言います。再審査をする理由は、時期や、理由不明により、家賃支払い能力はあるのになぜか1回目で審査に落ちた方への救済措置をするためです。
そのため、全ての物件や管理会社において、再審査がある訳ではありません。
あくまで、再審査をする必要がある場合のみ行われるものです。
なお、絶対に再審査されない方の例を書きますと…
①反社会的勢力の方
②特定の管理会社で問題(滞納や入居時トラブル)を起こした方
③本人確認連絡の時に横柄な態度をとった人
です。つまり、入居したら高確率でトラブルになることが想定される方です。
これは家賃の支払い能力以前も問題なため再審査の対象外になります。
✓入居審査は複数の保証会社でする場合がある
まず、管理会社はたいてい、複数の保証会社と提携しています。
良くある例が、一番審査が厳しいところ(A)・中ぐらいの難しさ(B)・審査が緩いところ(C)というイメージです。具体的には、
A:エポスやオリコの信販系(カード情報トラブルを見る)
B:エルズサポートや日本セーフティーの信用系(家賃滞納トラブルを見る)
C:その他の独立系(自社内のトラブルだけ見る)
これらをA(1次審査)→B(2次審査)→C(3次審査)という順で審査(再審査)をします。
ただ、このルールは管理会社によります。
なぜかというと、管理会社が提携している保証会社が何社あるかや、
オーナーが「ここの保証会社だけ使ってくれ」と指定する場合は上記ルールが異なります。
✓保証会社ごとに審査基準が違う
前述の通り、保証会社はその系列ごとに審査基準が異なり、かつ、同系列の保証会社でもその法人ごとに審査基準が異なります。
例えば、同系列の信用系保証会社のエルズサポートと日本セーフティーとでは、審査の難易度が異なります。
管理会社の意図としては、過去クレジットカードでトラブルがあった人だと、
信販系は通らないが、仕事もしているし、安定して家賃も払っていけるだろうから信用系保証会社を使ってもらおう。
という意図です。さらに信用系が通らなかった場合、独立系保証会社を利用する意図は、
オーナー(大家さん)から「保証会社には入ってくれ」と言われただけだから、審査の緩い保証会社を利用して入居しもらうことを目的とし、入居率を上げることが目的となります。
平たくいうと、滞納しようがしまいが、管理会社は責任を取る必要がなく入居率があげられることから、独立系を利用することが多いです。関係性の浅い大家さんや保証会社の特性を知らない大家さんの場合はこのような状態になります。
(本件は、この読者の方にはあまり関係ないことです)
2. 再審査に落ちるとどうなる?
この章では再審査に落ちた時のリスクを記載します。
リスクの形は人それぞれですが、東京近郊に住み続けたい方にとっては手痛いペナルティです。
そして、ネットの情報ではそのペナルティは様々な憶測がありますが、エース不動産では、常に「最悪」を想定して情報を公開していますので、ぜひ下記を流し読みいただけると幸いです。
✓ブラックリストに登録される
結論をいうと、保証会社間で共有する情報機関に登録されます。
つまり、ブラックリストに登録されます。
情報機関は全部で3つ(CIC,LICC,LGO)あります。
この3つの機関に約70社の保証会社がそれぞれ加盟していて、一都三県の管理会社の90%はこの70社のいずれか数社とそれぞれ提携しています。
つまり、ブラックリストに入ると、一都三県の90%以上の物件に入居ができなくなる。ということです。
✔その物件には入居できなくなる
当たり前のことですが、念のため書いておくと、その希望物件には申し込みができなくなる=入居ができなくなります。
都内には物件自体は数十万部屋ありますが、その物件には一生住めないということを覚悟ください。
✔審査落ちの管理会社物件を借りれなくなる(場合がある)
審査に落ちた場合、保証会社のブラックリストに載る以上に、
管理会社のブラックリストに載るとより厄介です。
例えば、都内のタワマンはわずか数社しかない大手の管理会社が取り扱っています。
その管理会社に「あなたには物件は物件を貸しません」と言われた場合、都内数百棟の物件が漏れなく住めなくなるということです。
憧れの高級マンションに住めなくなるというのは正直しんどいです、、、。
モチベーションを保つのが、住居である例が多いですが、それすら叶わないということです。
しかも、管理会社のブラックリストは今後一生その管理会社の物件には住めなくなるため、仲介会社が掲載している物件サイト(SUUMOやHOME'S)ではどれがどの管理会社かはわからないので、まず自分ひとりでは希望物件を探すことができません。
そうならないように再審査は絶対の注意を払って行うようにしましょう。
3. 再審査に落ちないための準備と方法
✓【準備】審査に落ちた要因を特定する
このブログで最も大事なことです。審査に落ちた理由を明確にしないと、再審査をしても当然また落ちる可能性は高いです。そのため、必ず、「なぜ」審査が通らなかったのかを分析して明確にしましょう。
一般的な不動産仲介会社の担当者は、1社目の審査が通らなかったときに、「(1社目の保証会社)難しいところ落ちちゃったんですけど、次お願いしておきましたから。」といって、原因特定せずに次に走るケースがほとんどです。
案の定、2-3社保証会社の審査が落ちたところで、ようやく審査落ちした人もただ事ではないと思って色々調べて、事の重大さに気づく方が多いです。
弊社にもよくお問い合わせで、同業の不動産会社様が、審査に落ちる原因を教えてほしいという連絡がありますが、年間700件近く成約しているエース不動産のノウハウはお伝え出来ないため、
同業者様は予めご了承ください。
(とは言いましても、弊社ブログにはそのノウハウの80%程度は無料で開示しておりますので、ぜひ閲覧ください。)
✓【方法】審査に強い不動産会社で再申し込みをする
審査に落ちた原因が特定できたら、次に同じ物件へ申込したい気持ちがあれば仲介会社を変えて再審査を申し込みましょう。
「え、なんで?仲介会社なんて手数料だけ違うだけでどこも一緒じゃないの?」
と思われている方。
違いますよ!!!!
申込書類の書き方1つでも審査の合否は大きく変わることがあります。
その対応をしてくれるかどうかによっても状況は大きく変わるし、そもそも、1回目の審査が通らなかったところにまたお願いするのってそもそもどうなのでしょうか。という意見です。
あなた「せっかくお世話になった親切な不動産屋さんだから…。乗り換えるのは気が引ける。。」
と思われるのは自然ですが、親切丁寧な不動産屋さんが、再審査時に経験値が豊富で臨機応変に対応してくれるかどうかは別問題です。不動産営業スキルと、審査を通すスキルは別物です。
4. ブラックリストになる前に申込みをキャンセル、別物件を探す
ブラックリストになっては今後数年先、もしくは何十年もお部屋が借りにくくなってしまいます。
そうならないように、「3」で学んだ分析が思うように進まない場合、一旦申込をキャンセルしましょう。その物件に特段こだわりがなく、それと同等以上の物件であれば、信用情報に傷をつける前に別物件を探す方が無難です。
同等物件を探す場合でも、SU●MOやHO●E'Sのような物件サイトへ掲載している仲介会社でやっても同じことになるため、審査に強い仲介会社へ依頼しましょう。また、弊社のように大家さんと直接繋がっている特殊な会社へ依頼するとベターです。
エース不動産では、
①エース不動産と親密な大家さんの物件
②エース不動産自体が大家さんの物件
を推奨しています。流れとしては、
まずは、希望の条件を聞く
↓
希望エリアで予算・条件の合う物件を探す
↓
物件を提案する
↓
「簡単な」審査をする
(ここで行う審査は反社会的勢力であるかないかという点などです。99%審査は通ると思ってください)
↓
契約金の支払いを(現金)分割か一括かで支払う
↓
入居
です。最短3日で入居まで可能です(物件により来店日より即日鍵渡しも可能)。
5. まとめ
結論としては、保証会社の再審査は今後の将来を左右するため、慎重に行いましょう。流れは、
審査落ちの連絡をもらう
↓
審査を一旦ストップする
↓
審査が落ちた理由を解明(可能であれば審査に強い会社へ依頼)
↓
申し込みを訂正して再審査
or
申し込みキャンセル
↓
審査通過
という流れです。この内容で、あとは営業担当の方に尽力してもらい祈るのみです。
もし、お困りな事があれば一都三県の部屋探しでしたら、エース不動産へご相談ください。
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この記事の監修者 若井 直也 業界歴 10年 | 株式会社A-S(エース不動産)代表取締役。 大手出版社→ゲーム開発会社で経理及び経営管理に従事。 その後大手不動産会社で1年で店長まで上り詰め、独立。 創業2年目で、大借金を負い、保証会社のブラックリスト入り。 同じ経験をした人を救うべく、保証会社と不動産賃貸事業の複合業態を自社で始める。 そこで培ったノウハウを、YouTube、TiKToK、BLOGを通じて展開。 中小企業庁及び東京都知事の「経営革新計画」で本施策の認定を受理。 国の支援のもと、賃貸審査が通るための情報を日々配信。 動画登録者数は2,000~4,000人。自社非公開物件の会員数は10,000人を突破。 |
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