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自己破産・債務整理(任意整理)した人が賃貸保証会社の審査を通す具体的な方法!!
カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報  / 投稿日付:2024/07/05 23:42

自己破産債務整理した人が、貸保証会社の審査を通す具体的な方法!!


 (この記事は約6分で読めます。)




目次
1. 賃貸審査とは
2. 自己破産すると現在住んでいる家はどうなるのか 
3. 自己破産したら賃貸物件は借りられないのか
 3‐1 自己破産をしていると賃貸審査に通りにくい理由
 3‐2 自己破産以外の債務整理は賃貸契約に影響する?
 3‐3 自己破産後の引っ越しでの注意点!
4. 自己破産前・手続き中の引っ越しは可能か 
5. 入居審査でみられるポイント 
 5‐1 支払い能力が問題ないか 
 5‐2 信頼できる保証人がいるか

6. 自己破産をした方、債務整理中の方が賃貸保証会社の審査でやってはいけない事!
7. 最大の難関!?審査電話で注意する事!
8. 保証会社の審査を受ける前にエース不動産にご相談ください
9. まとめ

 





1.賃貸審査とは



賃貸物件に入居する場合、2つの関門を突破する必要があります。

①貸主である大家さん or 管理会社の審査。

②賃貸保証会社の審査


近年は、「賃貸保証会社の審査が通れば、私の審査はOK」と言う大家さんが全体の70%ほどで、
ほとんどの賃貸物件を借りようとすると入居者へ
『賃貸保証会社への加入』を必須にて求められるようになりました。


これは、大家さんが少しでも「家賃滞納リスクを減らしたい」と言う想いからきています。

HOME'S調査では、年間の家賃滞納者は全体の3.7%以上にのぼるという数値も出ていて、
当然ながら賃貸保証会社も大家さんと同じぐらい滞納リスクを減らしたいと考えています。


そのため保証会社についても、誰でも審査を通す!なんて事はしていません。

(一部の保証会社を除いて)
日々『賃貸保証会社の審査を受けたら通らなかった!』なんて話しは往々にしてあります。


そんな中、自己破産や債務整理をしてしまった方がお部屋を借りようとした時に

賃貸保証会社の審査を受けなければならなくなった場合、審査は通るのでしょうか?

このような方は、少なからず賃貸保証会社の審査に引け目を感じることと思います。

「会社を畳んで自己破産してしまった」「親の借金肩代わりして債務整理してしまった」
結果、クレジットカードも作れないしローンも組めない。

ということは、「賃貸物件を借りることなんて夢のまた夢」と一度悩んでしまうと、

とことん悩みますよね。


今回は自己破産をした方や債務整理中の方が賃貸保証会社の審査を受ける際に気をつける事!を紐解きます

 


2.自己破産すると現在住んでいる家はどうなるのか


 

自己破産後、現在住んでいる家がどうなるのかは、気になるポイントですよね。

原則としては、自己破産をしていても賃貸物件であればそのまま住み続けられます。
持ち家の場合は、財産と判断されるので引き払わなければいけません。

自己破産で追い出されるリスクはありませんが、
そのまま住み続けるためには、自己破産後も家賃を支払い続ける事が大切です。

万が一家賃滞納をしてしまうと、

破産前に家賃滞納していた場合は免責の対象となり支払いが免除になりますが
破産手続き開始後に発生する家賃は免除にはならないため支払う必要があり、
支払わなければ契約違反として扱われます。


つまり家賃滞納をすると賃貸契約を解除されるリスクがあり、
その後の住まい探しにも影響が出る可能性が高いという事です。

 

自己破産で支払いが困難な場合は、より安価な賃貸に引っ越すことを検討するのも良いでしょう。

 

 3.自己破産したら賃貸物件は借りられないのか


自己破産をしたからといって、絶対に賃貸物件が借りられないわけではありません。
しかし、自己破産の履歴が残るため、賃貸審査で不利になる可能性が高いです。
物件によっては借りられますが、
もちろん過去に
過去に自己破産をしたことのある物件や、追い出された経験がある物件では契約が難しいので、
審査基準に合った物件を探したり自己破産に精通した不動産会社に頼んだりすることが大切となります。

✔自己破産をしていると賃貸審査に通りにくい理由

自己破産をしていると賃貸審査に通りにくい理由は、
家賃の支払い能力に問題があると判断されるからです。


自己破産の履歴は信用情報機関に記録されるので、
破産歴があると家賃滞納リスクが高いとみなされ、賃貸審査で不利になってしまうのです。
また自己破産をした場合はクレジットカードが使えなかったり、ローンを組む際に制限があったりするので、賃貸の契約が難しくなります。

✔自己破産以外の債務整理は賃貸契約に影響する?

自己破産以外の債務整理でも、信用情報機関に記録が残るため、賃貸契約に影響する可能性があります。
例えば、裁判所を介さずに任意整理を行った場合、信用情報機関のブラックリストに登録されて信用力が低下するため、賃貸契約の審査に通りにくくなる事があります。

自己破産と同様、現在進行形で住んでいる物件であれば、家賃の支払いが滞らない限り問題ありません。しかし、債務整理によりクレジットカード払いができなくなり、支払いが滞ってしまうと、退去を求められるケースがあるので注意しなければいけません。


✔自己破産後の引っ越しでの注意点!

自己破産後の引っ越しの際は、
クレジットカードが使えなくなるため、十分な現金を用意する必要があります。

引っ越しには、敷金や礼金などの初期費用が発生しますが、期日までの用意が難しいと引っ越し自体ができなくなってしまうのです。

また、初期費用を用意できたとしても、毎月の家賃を現金で支払えないと生活が成り立たず追い出される可能性があるので、支出を考慮した価格帯の物件を選ぶようにしましょう。



4.自己破産前・手続き中の引っ越しは可能か


自己破産の申し立て前であれば、制限がないため引っ越しは自由に行えます。
一方、自己破産手続き中は、財産を隠したり逃亡したりするリスクが考えられるため、
裁判所からの許可を得たうえで引っ越さなければいけません。

自己破産前は自由ですが、
高額な賃貸契約をしている場合や理由がないのに引っ越している場合は、
引っ越し費用が「浪費」とみなされ、自己破産をしても免責対象外となる可能性があります。


✔同居人の自己破産は賃貸契約に関係しない

賃貸契約の審査は、契約者本人の信用情報に基づいて行われるため、
同居人の自己破産が賃貸契約に影響を及ぼす事はありません。
すでに賃貸物件に住んでいる場合も、同居人の自己破産が理由で追い出される事はないので、
安心して住み続けられます。

ただし同居人が自己破産した事で家賃の支払いができない場合は、影響が出る可能性があります。
自分1人で家賃を支払うのが難しいと感じたら、
支払える範囲の物件に引っ越して滞納リスクを防ぐ必要があるでしょう。


5.賃貸契約の入居審査でみられるポイント


✔支払い能力が問題ないか
賃貸契約の入居審査において、安定した支払い能力 は大きなポイントとなります。
貸主は、トラブルを防ぐためにも家賃を滞りなく支払えるか否かを重視しており、
収入証明証やカードの信用情報から、経済的な信頼性を判断しているのです。

自己破産をした際も判断基準は変わらないため、
安定した職業に就いている人は審査で有利に働く傾向があります。


✔信頼できる保証人がいるか
保証人は、契約者本人が家賃を支払えない際に、代わりに費用を支払う義務が発生する人のことです。
信頼できる保証人がいると、万が一の場合でも家賃が確保されるため、
保証人の信用度や安定性はしっかりチェックされます。

そのため、保証人は近親者にお願いするケースがほとんどですが、安定した職業に就いていたり十分な収入があったりする場合も、保証人としての信頼性が高くなります。


6.自己破産をした方、債務整理中の方が賃貸保証会社の審査でやってはいけない事!


ズバリ言います!

自己破産をした方に対する賃貸保証会社の審査は厳しく、
やり方を間違えるとまったくもって審査に通りません


ただし前述したように、やり方を間違わなければ審査を通す事ができます!
では、どうしたらよいのか?
それには、まず事前に覚えておかなければいけないルールがいくつかあります。

✔ルール1、信販系の賃貸保証会社での審査は完全NG
自己破産をした方が信販系の賃貸保証会社で審査を受けても“絶対”に通りませんまず、破産者等の情報は、市区町村役場や法務局に登録(登記)されます。

蛇足ですが、会社を起業するときに「身分証明書」や「登記されていないことの証明書」を提出する義務があるのは、過去の過ちを電子的に保存しておいて、同じ過ちを犯させないためのものでもあるわけです。

これは、個人信用情報機関であるCICなどの個人情報履歴と連動していて、信販系の賃貸保証会社はこれを閲覧されるからです。「クレジットカードで事故を起こすとブラックリストに載る!」なんて聞いた事があると思いますが、まさにコレです。

▶信販系で賃貸保証をしている会社は

・ジャックス

・オリコフォレントインシュア

・アプラス

・セディナ

・エポス

併せて読んで欲しい記事↴
【2024年最新版】保証会社エポスカード ROOM iDの賃貸 審査を通す裏ワザと、落ちたときの対策 方法

が有名です。

これらの家賃保証審査を何度受けても通りません。審査をするだけ無駄な時間を費やす事になるので注意しましょう。

しかし、信販系の保証会社でも自己破産や債務整理をしてから5〜7年で個人信用情報機関からの情報は消えます。借金であれば全て完済。自己破産であれば登記されてから5年後です。このタイミングで審査を受けるのであれば充分に審査は通ります。期間が長く感じると思いますが、要はこの先半永久的に過去の汚点が残らないという事です。



✔ルール2、信用系の賃貸保証会社で審査を受けるべき!

自己破産や債務整理をしてしまった方は、信用系の賃貸保証会社で審査を受けましょう。むしろ信用系の保証会社でなければ審査は通りません。


主な企業は

•日本セーフティー

•全保連

•エルズサポート

•カーサ(Casa)

•JID(日本賃貸保証)

•ジェイリース

•フォーシーズ
•ニッポンインシュア
•ルームバンクインシュア



が代表例です。


多くの不動産管理会社は、審査時に、信販系と信用系を併用したり使い分けたりします
ではなぜ信用系の保証会社であれば自己破産をしてしまった方でも審査が通るのでしょうか?
審査基準はあくまで家賃滞納があるか?ないか?

信用系の賃貸保証会社は、もちろん審査をしっかりとやりますが、
クレジットカード事故や自己破産の情報は審査に関係ありません。
と、言うよりはその申込者が自己破産しているか?どうか?の情報がわかりません

先にも述べたCICで個人情報を取得する事もありません。
厳密には取得自体は可能ですが手続きが面倒なため、
それをする会社がないということです。
信用系はあくまでも賃貸の家賃支払いで遅れや滞納歴がないかのデータ管理しかしていないので、クレジットカード事故者や自己破産者は審査に通る確率は高いです。

しかし、『自己破産はしている、家賃滞納もしている』では、信用系の賃貸保証会社でも審査に通る確率が低くなります




7.最大の難関!?審査電話で注意する事!



信用系の賃貸保証会社であれば、クレジットカードの事故や自己破産もわからない!
たしかにそうなんですが、気をつけないといけない事があります。


それは、賃貸保証会社からの本人確認の審査電話です。
審査時にかかってくる電話対応次第では審査に落ちてしまいます。
それは、『正直に自らが保証会社へ自己破産やクレジットカードでの事故を事細かく喋ってしまう事』。この1点です。この行為は辞めましょう

債務整理経験のある方は弁護士との協議事項などで虚偽がないように念を押されるため、
自己破産手前までくると、逆に開き直り、全て吐露する癖がついてしまっている方が多く見受けられます。それ以外でも、ウソを隠して保証会社の審査を受ける事に抵抗は少なからずある!という方もいるかと思います。

しかし、賃貸保証会社がわからない事を自ら言う必要もありません。
そもそも賃貸借契約の審査に過去の自己破産やクレジットカードでの事故は関係ないとの見解もあります。真っ当に全てをさらけ出して、心機一転生活をやり直すのであれば、
審査に通って新居に住んでからでもいいということです。

そのうえで、その気持ちを行動に示すという意味で、
今後は家賃滞納を一切なくせばいいというだけのことです。
とはいえ、賃貸保証会社の審査のレベルも日々進化している中、『過去に自己破産した事がありますか?』なんてセンシティブな事は審査時に聞かれないので、余計な事はしゃべらないようにしましょう。

残念ながら、正直に自己破産の旨を伝えたとしても、いくら保証会社でも過去に事故歴があるとわかっている方を快く審査を通す事は間違いなくないです。


あくまで審査する側も、審査される側もビジネスと割り切って大人の対応を心がけましょう。


8.保証会社の審査を受ける前にエース不動産に相談



自己破産や債務整理をしている方は、自分自身に引け目を感じている方が多いです。
その為、賃貸保証会社の審査を受けるまで自己破産している事自体を黙ってしまう事もあるでしょう。

 

しかし、別に引け目を感じる事はありませんので、
まずは正直に当社の営業担当に前もってお伝えください。
(弊社代表の若井は自己破産手前で運よく危機を免れたうちの1人です。その重圧や不安感は理解し、社内スタッフで常に共有しています)

なお、間違っても、審査が通るか試しに審査をしてみようということは避けてください
理由は、保証会社1つでも審査否決を受けると、
それが連鎖的にほかの保証会社へ情報がいく場合があります。
(必ずしもすべて繋がっているわけではありません)

保証会社は、全国賃貸保証業協会(通称LICC(以下、LICC))や、賃貸保証機構(通称LGO)へ加盟していることがあります。全ての保証会社が加盟しているわけではありませんが、この団体加盟の保証会社は、審査否決情報等を共有しています。

また、LICCに関しては、金融庁が管轄となる「貸金業」をのライセンスを取得している業者が加盟できる団体のため、一部の信用系保証会社(LICC系)も金融情報(CIC)を見れることもあります

迂闊に審査をして否決を受けると、審査落ちの負のスパイラルに入り、物件の選択肢を狭めることになります。エース不動産はプロの集団です。元々前述した保証会社で勤務をしておりかつ、大手賃貸仲介会社などで店長をしていたエリート集団のため、どこよりも審査事情に特化しています。

「どうやったら審査を通すことができるか?」をじっくりしっかり考えます。スムーズなお部屋探しを実現に向けて、弊社スタッフを信じて情報開示をしていただくことをオススメします。


9.まとめ


自己破産や債務整理をしているからと言って、賃貸保証会社の審査が通らない事はないので安心して審査を受けましょう!しかし、余計な事は言わないでくださいね。

また、自己破産等されている方が信販系保証会社への加入を推奨された場合、信販系で審査はせずに代わりに信用系の保証会社への審査をしてもらえるように担当者の方に良く相談してみてください。信販系の保証会社は自己破産から5〜7年経っていないと審査に通るのは困難を極めます。

物件の審査も通らず、最悪は不動産会社や希望エリア自体を変えないといけません。

自己破産自体は世間体ではよくありませんが、債務を負って他の人にはない経験をした方であるのは間違いありません。この苦難を乗り換えた方は、間違いなく人間としても大きく成長している方と考えられます。

人生100年です。この100年のうちわずか5-7%の忍耐です。エース不動産は諦めない方の味方です。



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この記事の監修者

若井 直也

業界歴 10年

株式会社A-S(エース不動産)代表取締役。 大手出版社→ゲーム開発会社で経理及び経営管理に従事。 その後大手不動産会社で1年で店長まで上り詰め、独立。 創業2年目で、大借金を負い、保証会社のブラックリスト入り。 同じ経験をした人を救うべく、保証会社と不動産賃貸事業の複合業態を自社で始める。 そこで培ったノウハウを、YouTube、TiKToK、BLOGを通じて展開。 中小企業庁及び東京都知事の「経営革新計画」で本施策の認定を受理。 国の支援のもと、賃貸審査が通るための情報を日々配信。 動画登録者数は2,000~4,000人。自社非公開物件の会員数は10,000人を突破。



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