カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報 / 投稿日付:2024/07/05 23:41
不安点を回避すれば、お部屋は必ず契約できます。
まずは不安点をしっかりと打ち合わせをしましょう。
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目次
1. 賃貸の審査とは
1.1 保証会社審査
1.2 家主審査
1.3 管理会社審査
2. 申込時と契約時に用意する書類とは
2.1 申込時
2.2 契約時
3. 審査の不安材料
3.1 信販系トラブル
3.2 家賃滞納歴
3.3 職業
3.4 無職
4. 物件選びのポイント
4.1 審査の通る物件にする
4.2 エリアを広げる
5. まとめ
1. 賃貸の審査とは
賃貸の物件を借りる際、必ず通るのが入居審査です。
では、審査とはいったい何をしているのかという部分です。
まずは入居申込書の記載があります。
最近では、WEB上で申込する物件も増えてきています。
申込とは、申込人と原則は身内の方で緊急連絡先の設定が必要となり、
お名前・現住所・携帯電話番号・生年月日・勤務先名・勤務先住所・勤務先電話番号・勤続年数・年収ほか
物件により追加で情報が必要となります。
審査の過程で、申込人と緊急連絡先に電話連絡が入る場合もあります。
緊急連絡先の方には、事前にその旨を伝えておくと審査がスムーズです。
また、よくあるのが緊急連絡先の生年月日が分からないという方も多いです。
聞きづらいかもしれませんが、審査で必ず必要となりますので、事前に確認をしておきましょう。
それでは、審査の流れとなります。
✓保証会社審査
申込書の記入が終わりましたら、審査開始です。
最近では一昔前と違い、保証人ではなく保証会社必須加入という物件が主流となっています。
なぜなら、保証人の高齢化で保証能力の低下や、入居者が万が一家賃を滞納した場合に家主が保証人に連絡して代わりに立替えて払って下さい。などの連絡するのも大変な作業です。
電話がすぐにつながれば良いですが、繋がらない、折返しもないとなれば直接保証人の家に行くなど大変です。もし地方に住んでいれば交通費もかかりますし、行っても会えない可能性も出てきます。
結果、保証会社が主流になり、今まで家主がやっていた行動を保証会社がやってくれるので家主は楽になります。万が一、入居者が家賃を滞納しても代理で保証会社が家主に家賃を支払い、保証会社が入居者へ請求します。
入居者が入居期間中や退去時費用の支払い等で問題を起こしても家主は保証会社が対応してくれるので、家主としてはメリットしかないと言えます。
では、保証会社の審査とは何をチェックするのかです。
入居申込書と身分証を元にチェックするのですが、申込人の仕事内容、年齢、年収など細かくチェックする所が多いです。
まずは家賃をしっかり支払っていけるのかをチェックするので、審査基準というものがあります。
一般的には、支払い能力があるかの判断は賃料の3倍の月収が必要となっております。
例えば、家賃60.000円の物件を借りたい場合
60.000円×3(審査基準)=180.000円です。
180.000円の月収を得ている事が証明できれば、審査は通りやすいとされます。
証明とは、給与明細や源泉徴収票の事を指しております。
また、保証会社にはいくつかの種類がある事を覚えておきましょう。
信用情報機関での審査をする会社と信用情報機関での審査をしない
保証会社が存在します。
信用情報機関での審査をする場合とは、いわゆるブラックリストに
登録されているかどうかです。
例えば、消費者金融の借入やカードローン、最近では携帯電話の分割支払金などの情報を閲覧し問題がないかをチェックされます。
もしここに引っかかってしまえば、審査は承認されない可能性が非常に高いです。
自己破産されている方も該当しますので、注意が必要です。
気に入った物件があっても、保証会社がどこなのかというのが問題となりますので、もし審査に不安がある方は、まずは気に入った物件があってもインターネットで掲載している業者に問い合わせをしない事。
審査や保証会社へ特化した不動産業者へ問い合わせをする事からはじめると良いです。
そうすることによって、審査の通過率が格段と上がります。
もし、その物件がダメだとしても条件に近く審査に通りやすい物件の提案をしてもらえます。
✓家主審査
家主により審査の具合は変わります。
家主審査といっても、反社会的勢力や金融事故の情報は調べないので、もし保証会社の利用なしで保証人をたてれば良い物件であれば、保証人の内容次第で審査は柔軟なイメージです。
一般的に多いのは、管理会社に任せているから、管理会社が承認すれば良いという家主が多いです。
中には、家主が入居者と面談(顔合わせ)するような物件も存在します。
これは物件次第ですが、極めてまれなケースです。
✓管理会社審査
管理会社は原則家主に変わり、入居後に入居者とやり取りする事が仕事となります。
その為、入居した後にトラブルになりそうな方は審査で断るケースがあります。
管理会社は入居者情報を元に勤務先内容やSNS等で、その方がどういった方かをチェックします。
過去の実例として、賃貸の一戸建てを貸した際に住居で貸したが、その一戸建て内でYouTubeの撮影をしていました。それも室内を汚してしまうような内容の投稿が多かったので、その一戸建ては強制解約となりました。
新しく借りる際にも、管理会社はそういった投稿までチェックし、入居後に何か問題が起こりそうな場合は、申込みの段階で断るケースがあります。
他にも申込書の内容では会社員なのに、SNS上では水商売をやっている内容の投稿があったりすると断られる事もあります。
2. 申込時と契約時に用意する書類とは
申込書の記入とは別に、本人確認書類の提出が必須となります。
✓申込時
個人契約の場合
・顔写真付きの身分証明書(免許証かパスポート)
・保険証
・収入証明書(給与明細3カ月分、源泉徴収、確定申告など)
法人契約の場合
・会社謄本
・決算書3期分
・入居者身分証明書
✓契約時
個人契約の場合
・身分証の原本コピー(オモテ・ウラ)
・現住所の住民票3ヵ月以内に取得のもの
・収入証明書のコピー
・家賃引き落とし用の口座情報と口座印
法人契約の場合
・会社概要か会社案内のパンフレット
・会社謄本
・入居者身分証
また、個人、法人に関わらず物件により実印契約の場合もあります。
その際、実印のご用意はもちろんですが、印鑑証明書の提出も必須となります。
もし印鑑登録されていない場合は、お住まいの地域の役所に実印登録されたい印鑑を持参して印鑑登録をしましょう。印鑑と顔写真付きの身分証明書を持参していれば、時間にもよりますが、原則当日に印鑑証明書の発行も可能です。
あくまでも一般的な必要書類を書きましたので、物件により必要書類が異なりますので、申込や契約したい物件の必要書類は事前に確認を取る必要があります。
3. 審査の不安材料
それぞれ審査で不安な点は異なると思います。
その方にあった対処法や物件の探し方は異なりますので、審査や保証会社に特化した不動産会社へ問い合わせをすることが契約への近道です。
弊社も審査に不安な方をメインにご対応させて頂いています。
毎日何組もの方を対応させて頂いており、保証会社や審査に詳しいので、不安点がありましたら、何でもご相談下さいませ。
✓信販系トラブル
信販系トラブルとは、いわゆるブラックリスト入りしているかどうかです。
ブラックリスト入りしてしまうと、支払いの完済から5年から10年データは残ってしまうと言われております。
その期間は、賃貸物件の審査にも影響が出てしまいますので、これから審査に出す場合や審査に落ちてしまった方は、審査や保証会社に特化した不動産屋へ問い合わせをしましょう。
過去に自己破産されている、任意整理や債務整理されている方。
携帯電話の分割金の滞納なども最近では引っかかってしまいます。
直近で増えてきているのは、メルカリの普及により、メルペイ定額払い(翌月後払い)の設定をして、支払いが遅れた場合も信用情報に傷がついてしまうので気をつけましょう。
他にも奨学金や自動車ローン、消費者金融の借入なども関係します。
信用情報を見る保証会社は以下のとおりです。
株式会社アプラス
株式会社エポスカード
株式会社オリエントコーポレーション
株式会社ジャックス
株式会社セゾン
株式会社セディナ
株式会社ライフ
✓家賃滞納歴
家賃の滞納歴がある方は、まずどこの保証会社で滞納したことがあるのか。
ここを必ず覚えておきましょう。
先ほどの信用情報を見る会社とは別に、大きく分けて以下の保証協会があります。
全国賃貸保証業協会(LICC)
賃貸保証機構(旧LGO 現CGO)
独立系保証会社
どこの保証会社で滞納しているかにより、同じグループに属している場合は情報共有されており、審査で引っかかってしまいます。引っかかってしまうという事は、審査否認となるため、どこの保証会社の家賃滞納があるかも重要なポイントとなります。
✓職業
職業に関してですが、風俗やキャバクラ、芸能関係などの水商売は特に審査が厳しいです。
理由としては、安定した収入を得られない可能性がある事や生活リズムの違いが大きな原因です。
水商売=体を壊してしまうと収入がなくなってしまうという考えがあります。
実例で言うならば、キャバクラ勤務の女性がお酒の飲みすぎで、胃に穴があいてしまい1ケ月勤務できなかった方がいました。そうなるとまるまる1ケ月無収入という結果になり、家賃を滞納してしまった。
風俗業の方で、性病にかかり数か月勤務できなくなり、家賃を滞納してしまい、結果強制退去となってしまった。
このように、会社員のように有給休暇等なく、自分の体が資本となる仕事の場合は審査が非常に厳しいです。
しかし、中には水商売でも良いと言ってくれる物件も存在はしております。
物件数としては非常に少ないため、家賃や初期費用の設定が高めである可能性は
高いです。
✓無職
無職の方の場合、審査が一番厳しいです。
理由として、なぜ無職なのかという事です。
例えば、体を壊して働けない、持病があり働けない等の理由であれば、生活保護の対象になるはずです。
生活保護の受給者であれば、無職よりは審査が通る、または受け入れてくれる物件が増えます。
なぜ無職なのかという理由次第では、審査の土台にのる事もあります。
過去の成約事例でいうと、親が残した遺産があり貯金が2.000万円ある。
その為、引っ越し時に通帳残高の写しを提出して審査承認となっています。
物件や保証会社により、預貯金審査出来るものと出来ないものがありますのでご注意下さい。
また、借りたい物件の賃料にもよりますが、過去の例で言うと賃料の3カ月分から24カ月分の預貯金額で審査承認の事例はあります。
現状無職でも、これから仕事が決まっている方は問題ないと言えます。
正社員であれば、採用通知書や内定通知書の発行がされていれば、それが証明
となるため、審査も通りやすいです。
ただし、採用通知書や内定通知書内に年収や月収の記載があるほうがより良いです。
4. 物件選びのポイント
一般的に審査に不安がないようであれば、サイトに公開されている物件から好きなものを選べます。しかし、審査に不安がある方が同じように探しても審査に引っかかってしまう可能性の方が高いです。
理由として、物件を選んでもどこの保証会社の審査が行われるかの記載がない場合が多いからです。
例えば、信販系審査が通らない方が信販系審査する物件に申込しても審査は通りません。
同じように、家賃滞納がある方が、同じグループに属している保証会社の物件に申込しても審査が通らないです。
そういった見極めが必要となるため、審査や保証会社に特化している不動産屋へ足を運びましょう。
一般サイトで物件を探し、物件公開している不動産屋へ行っても、審査に詳しくないところが多いです。
審査が通るか分からないが、とりあえず申込してみましょう。
この行動が一番危険です。
審査が通らなければ、次の物件の申込みにも影響します。
一度でも審査に落ちてしまうと履歴が残るので、一件目の審査が何よりも重要となります。
✓審査の通る物件にする
審査に通りやすい物件を選ぶことが第一優先です。
どこの保証会社で滞納したのかにもよりますが、独立系保証会社が審査は一番緩いと言われています。
お探しのエリアや価格帯で、独立系保証会社の物件が出てくれば良いですが、一般的には有名な保証会社を使っている管理会社や家主は多いです。
そういった物件を避けて、審査に緩い保証会社の物件選びが審査承認の近道となります。
また、我々エース不動産は家主と直接つながっている物件も多く、保証会社も承認率が高いところをご用意しております。
弊社紹介であれば、過去の審査承認率が驚異の92%を維持しておりますので、もし不安が少しでもある方はご相談下さいませ。
✓エリアを広げる
お探しのエリアで、もし物件が見つからなかった場合は、同じ沿線上で
数駅延ばす、隣の区も検索範囲に入れてみてはいかがでしょうか?
そういった妥協で物件が見つかる事もあります。
5. まとめ
審査に不安がある方でも必ず物件は見つかります。
まずは、ご自身の審査に不安な事を、審査に特化した不動産屋へ細かく話して打ち合わせしましょう。
審査に不安があっても、必ず抜け道はあります。
また、状況次第では多少の妥協が必要となる場合もあります。
お部屋の条件面やエリアを変える事により、良い物件と巡り合える事もありますので、そのあたりも担当の営業マンと話してみると良いと思います。
この記事を書いた人 青木 業界歴 15年 | 15年間の不動産歴を元に、お客様へ最適なお部屋探しを提供いたします。上野で不動産経験が長いため、特に東側のエリアは得意です。 人生の思い出の1ページにそんなお部屋探しを目指します! |
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