カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報 / 投稿日付:2024/07/05 23:39
緊急連絡先とは、賃貸物件の入居中に大家さん、もしくは管理会社から緊急の連絡がある際に「本人に連絡がつかなかったら、次に連絡する先」です。
近年は携帯電話の普及により、携帯電話を誰でも持ち歩いていますので基本的にはどこでも本人に直接連絡することができます。
しかし、仕事中だったり、なんらかの理由で電源を切る環境にいたりする場合は、すぐに連絡がとれないこともあります。
そのため大家さんや管理会社は、万が一の時に備えて、本人の連絡先以外にも緊急時に連絡がつく先を知りたいのです。以下で緊急連絡先に連絡がいく、いくつかのケースをご紹介します。
ケース1.緊急性が高い状況で、すぐに本人と連絡を取りたい時
賃貸物件で火災が発生しまったり、地震などで倒壊してしまった場合については、大家さんや消防から賃借人の携帯電話に安否確認を含めた内容の連絡がいきます。
しかしあなたに連絡がつかないと、もしかしたらまだ建物内にいて何かあったのか?もしくは、外出中で建物の損壊状況が知りたい。と大家さんは思います。
安否確認も取りたいですし建物内にいるのなら大至急避難してもらう必要があるため、あなたに連絡がつかなければ、緊急連絡先に連絡し安否確認などをすることになるでしょう。
そのほか、水漏れ被害など、緊急を要するトラブルが起きてあなたに連絡が繋がらない時も緊急連絡先に連絡がいきます。
具体的な例だと、上の階の部屋から水漏れがあり、管理会社はこれ以上の被害を食い止めるために、下の階の人(あなた)に水漏れしていないか確認する必要があります。水漏れ等は典型的な場合で、もし下の階にも水漏れをしているとしたら、時間が経てば経つほど被害は大きくなります。
そんな時、まずは本人に連絡をしますが、本人が連絡が取れなかったら緊急連絡先に連絡をして、「〇〇さんのお部屋が水浸しになっている可能性がありますので、〇〇さんにその旨をお伝え下さい!」等と電話することになります。
読者様にもお心当たりがあることかもしれませんが、知らない番号からの電話は出ないが、知っている番号であれば電話に出るなど、ご経験があるかと思います。緊急性が高い場合は、こういったことが起こりやすくなります。
ケースその2.賃借人(以下、本人)に全く連絡がとれない場合
家賃の支払い未納などで大家さんや管理会社が本人に連絡をしているにもかかわらず、一向に折り返しをしなければ緊急連絡先に連絡が入ります。
家賃を滞納していなくても
・更新手続きなどの事務連絡
・騒音などのクレーム
・建物の修繕工事のお知らせ
・タバコをバルコニーで吸い、上層階からクレームがくる
・共用部に私物を置きっぱなしにする
などでも管理会社が連絡をするケースがあります。
『緊急連絡先に迷惑をかけたくないから、なるべく連絡はしないで欲しい!』
皆さんそう思われるかと思います。
対処法は簡単です。緊急連絡先に連絡が行く前に迅速に本人から折り返してください。本人とスムーズに連絡が取れれば緊急連絡先に連絡がいくことはありません。大家さんも緊急連絡先の方と話したいのではなく、本人と話したい為に緊急連絡先に連絡しているのです。
繰り返しますが緊急連絡先は、あくまで『本人と連絡がとれない場合の第二の連絡先』です。
なお、家賃を振込み忘れてて、たまたま管理会社からの電話をとることが出来なかった場合も連絡が行く場合もあります。それは緊急連絡先の人に知られたら恥ずかしいことかもしれませんが、起こりえることです。管理会社にもよりますが、通常は家賃滞納などの情報は個人情報にあたるため「家賃滞納で、、、」とは連絡しないことが多いと思います。
連絡するとしても、「お住まいの物件に関してのお知らせで〇〇さんと連絡が取れないのですが、、、」とか遠回しに連絡するだろうとは思いますが、担当者や管理会社のポリシーにもよります。
気になる場合は、契約時点や、そもそも家賃の支払い時期となる月末付近には緊張感を持つことをオススメします。
↓↓審査突破のコツをYouTube動画でも解説しています↓↓